【2018 J1 第23節】サンフレッチェ広島 VS 川崎フロンターレ

試合結果

サンフレッチェ広島 1 - 2 川崎フロンターレ

採点

GK 1 チョン・ソンリョン 6.5

前半、相手との一対一の場面は、前への出方、圧力のかけ方など抜群だった。一失点に抑えたのが逆転につながった。

DF 18 エウシーニョ 6.5

失点場面はパトリックを背後に感じながらも、フィジカルでポジション取りに後手を踏んだのが悔やまれる。攻撃ではらしさが出てきて、同点弾を見事アシスト。対面の柏選手にも破綻を許さなかった。

DF 5 谷口彰悟 6.5

前半のビルドアップは、相手のプレスに苦しんだ。押し込んだ後半は、ルーズボールを味方につなぎ、攻撃の起点のパトリックを潰し切った。

DF 7 車屋紳太郎 6.5

谷口同様、前半のビルドアップは、相手のプレスに苦しんだが、集中力が高く、カバーリング、スピードを生かした一対一の対応が素晴らしかった。被カウンターの処理も、上手かった。惜しいヘッドに強烈なミドルと攻撃の迫力も十分だった。

DF 2 登里享平 6.5

相手の激しいプレスにビルドアップで苦しんだが、苦しいなりにやり切った。後半は、メッシを思い起こさせるようなドリブルも見せた。

MF 25 守田英正 6.5

エウシーニョの抜け出しを見逃さず、裏への配給は見事。相手の激しいプレスにも慌てず、ボールをつなげたのも良かった。時折見せるサイドチェンジも川勝さんの言う通り、良い意味で川崎らしさがなく、良い。

MF 10 大島僚太 6.5

家長の左から右への動きを見逃さず、相手の急所を突いたパスで、ペナルティキックを誘発した。前半の激しいプレスの中も、飄々とボールを失わず、味方につなげるプレーはさすが。

MF 14 中村憲剛 6.5

序盤はパスミス、ロストが多くみられ、苦しい出来だった。試合全体を見て、ビルドアップに加わり、後ろでのボール回しを楽にしたのはさすが。

(85分→FW 20 知念慶 - )

フィジカルを生かし、フィフティフィフティのボールをマイボールにした。出場時間が得られない中、不満もあるだろうが、しっかりと仕事をしてくれている。

MF 41 家長昭博 7.0

流動的に動き回り、ボールを呼び込む動きが、ペナルティキックにつながった。終盤の相手選手を子供扱いするプレーは圧巻。

MF 8 阿部浩之 6.5

同点弾は巧みなポジショニングでエウシーニョが出て行くスペースを作った。プレー以外でも、ファールも辞さない相手の激しいプレスに、審判とコミュニケーションを取り、チームを落ち着かせた。

(88分→MF 27 鈴木雄斗 -)

時間短く評価無し。

FW 11 小林悠 7.5 MVP

ソンリョンからのロングキックを五分五分で収め、マイボールにした。同点弾もしっかりと合わせ、逆転のペナルティキックはコースが読まれたが、キャプテンとして押し込んだ。

(90分+3→MF 6 田坂祐介 -)

時間短く、評価無し。

鬼木監督 7.0

天王山を勝ち切り、勝ち点3を得た。相手のサイドの裏が空く弱点を突くスカウティング、中三日の回復トレーニングなど準備が素晴らしかった。出番に飢えている選手もいる中、次の天皇杯をターンオーバーするかどうか注目。