サッカースタジアムお出かけ帳〜ミクニワールドスタジアム北九州〜海に隣接したオンリーワンのサッカー専用スタジアム

スタジアムお出かけ帳

サッカースタジアムお出かけ帳、今回はミクニワールドスタジアム北九州です。

ミクニワールドスタジアム北九州について

正式名称:北九州スタジアム

商標: ミクニワールドスタジアム北九州

収容人員: 15,066

種別:球技場

開場: 2017

ミクニワールドスタジアム北九州での観戦日

2017/10/1(日)ギラヴァンツ北九州 VS SC相模原

ミクニワールドスタジアム北九州を訪れたきっかけ

素晴らしいスタジアムが北九州に完成したと聞いて

2016年、北九州にサッカー専用スタジアムが新しく完成すると聞きました。

サッカー専用スタジアム、駅チカというだけで、興味が湧きます。

それに加えて、このスタジアムは、以下の

・海に面しているため、スタンドから海が見えるという例のない環境

・試合中に蹴りだされたボールが海に飛び込み「海ポチャ」が発生する

・「海ポチャ」したボールを回収するためのボートが待機している

特徴があると聞き、これは行くしかないとチャンスを窺っていました。

しかし、このスタジアムのホームチームは、2016年はJ2に所属していたギラヴァンツ北九州。

川崎フロンターレサポーターの私としては、ぜひJ1に昇格してください、と願っていましたが、願いむなしく、逆にJ3へ降格。

川崎フロンターレがこのスタジアムで試合をする、という望みが絶たれました。

迎えた2017年の夏、しまなみ海道から四国、九州にかけて旅を計画していた中、

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川崎フロンターレの試合とは関係なしに、九州の行ったことのないスタジアムをたくさん訪れてみようと考え、組み込みました。

プランは、

  • 九州に上陸した当日(2017年9月30日)に博多のレベルファイブ スタジアム、
  • 翌日(2017年10月1日)のお昼にミクニワールドスタジアム北九州、
  • 夜に熊本の「えがお健康スタジアム」を訪れるというもの。

慌ただしいですが、行きたい!その思いだけで、行ってきました。

 

ミクニワールドスタジアム北九州へのアクセス

 

ミクニワールドスタジアム北九州の立地

最寄り駅は、JR小倉駅。

新幹線も停車する大ターミナル駅。

そこから徒歩7分程度で到着可能です。

新幹線が停まる駅から徒歩といえば、日産スタジアムが思い浮かびますが、あちらは徒歩20分以上かかるため、いかに好立地かということがわかります。

ミクニワールドスタジアム北九州へ

当日は、スタジアムに行く前に、スペースワールド駅に行っていたため、JR鹿児島本線で向かいます。

スペースワールド駅から小倉駅は12分で到着です。

小倉駅に到着。初めて降りる駅。

立派な駅舎に感心しながら、案内がありました。

新幹線口(北口)のようです。

新幹線口からスロープを進みます。

案内が再び。

隣には、四国松山ゆきのフェリー乗り場が見えます。

本当に海沿いのスタジアムであることが分かり、気持ちが高まります。

交通量が多くなく、スタジアムへ向かう人が大半です。

いよいよスタジアムが見えてきました。

スタジアム前にはチームカラーである黄色いテントと、人だかりが見えてきました。

ミクニワールドスタジアム北九州のスタジアム風景

ミクニワールドスタジアム周辺

チケット交換所。

人は決して多くありませんが、アットホームな雰囲気。

案内の方もとても丁寧な応対でした。

ミクニワールドスタジアム 外観

立派な建造物です。カッコイイので、写真を何枚も撮ってしまいます。

階段を上って進みます。

サポーターの皆さんのユニフォームをみて、TOTOがスポンサーについていることを知ります。

この日は「いろはす」を配っていました。

ミクニワールドスタジアム 内観

コンコースは充分な広さを持っています。

この日は、B自由席(バックスタンド)でしたが、ゴール裏なども見学できるので、ぐるりと回りました。

ゴール裏からも適度な傾斜がついているため、見やすいです。

そして、自分の席(バックスタンド)へ向かいます。

スタンドは本当にピッチが近いです。

この日はデイゲームだっため、出番はありませんでしたが、照明は最新のLED。色々な演出ができそうです。

後ろには工場も。

収容人員は15000人。

この日は3分の1ほどの客入りでしたが、雰囲気はスタジアムのおかげもあるのか、良かったです。

スポンサーのミクニの看板が。

屋根がついているのは、メインスタンドと両ゴール裏。

この日は、晴れの天気予報だったので、屋根の付いていないバックスタンドを選択しました。

スタジアムの後ろにある海

バックスタンドの後ろには、「海」があります。

この写真が分かりやすいですね。

スタンドの後ろに海、そして船。ここにしかない光景です。

これが噂の「海ポチャ」のボールを回収する船ですね。

拡大すると、

ギラヴァンツ北九州の旗が乗っています。

残念(?)ながら、この日は、「海ポチャ」がなかったため、活躍の機会はありませんでしたが、スタジアムの魅力の一つとなっています。

スタジアムグルメ

スタジアムグルメをたくさん紹介!といかたいところですが、試合開始までに時間がなかったため、一つのみです。

スタジアム内にお店が出店していました。

こちらのコンコースを通り、

魅惑的な門司港地ビール工房といったお店がありますが、夜にもうひと試合あるので我慢し、

揚げピッツアを購入することに。

ピザではなく、ピッツァと書いているところにこだわりを感じますが、

そのこだわりの通り、本格的な味。ピザが中にはっているという意味でピザまんのような味を想像していましたが、揚げていることで全く違ったものになっていました。揚げた生地と中のトマトソースをベースとした中身がぴったり。

美味しくいただけましたが、地ビールに合いそう。買っておけばよかった(しつこい)

ギラヴァンツ北九州とSC相模原 出場選手の写真

SC相模原の守護神、川口能活選手。久々に見ましたが、コーチングなどさすがでした。(2018年シーズンで引退を発表されました。お疲れ様でした)

14番は、平井 将生選手。

ガンバ大阪時代の印象が強いですが、北九州にいたのですね。

元鹿島アントラーズの本山選手。

途中出場でしたが、スタンドから拍手が湧きました。

ギラヴァンツ北九州とSC相模原 の試合展開

試合は、ギラヴァンツ北九州とSC相模原、一進一退の攻防の中、北九州が前半終了間際に先制。

後半に入ってすぐに追加点、決定的な3点目も良い時間帯に取り、終わってみれば、3対0の圧勝でした。

スタジアム採点

5段階評価、満点が5点になります。

座席 : B自由席(バックスタンド)

アクセス…5

新幹線停車駅でもポイントが高いのに、10分かからず徒歩でのアクセスの良さは抜群。

見やすさ…4

バックスタンドはピッチとほぼ同じ高さのため、反対側は少し見づらいです。

臨場感…5

いうことなし。ピッチラインとの距離わずか8mは本当でした。

芝…4

禿げている箇所もなく、良好でした。

スタジアム快適度 …4

スタジアムの設備も新しく、トイレなども綺麗でした。

バックスタンドの座席にはボトルホルダーなどはありませんでしたが、座席の間隔も狭い印象はありませんでした。

アウェイ満喫度…5

バックスタンドの後ろは海という唯一無二の体験でした。

また、ゴール裏からのブーイングはまた大変迫力があり、びっくりしました。

ひとりひとりのブーイングの叫び声が聞こえて、小心者の私はバックスタンドからびびっていました。

北九州の方々は、やっぱりパワーがありますね。

子どもを連れてくるときがあれば、ゴール裏はやめておこうと決意しました。

スタジアムグルメ…4

ピッツァも美味しかったです。カレー、ビールなど目を引くものがたくさんありました。充実のひとこと。

観光地…5

門司港にも近く、観光名所にも簡単にアクセス可能。

総合点…4.5

ミク二ワールドスタジアム北九州のまとめ

弾丸旅行で訪れましたが、噂に違わぬ素晴らしいスタジアムでした。

サッカー専用スタジアムならではの建造物としての迫力、選手たちの肉体がぶつかる音が聞こえてくる臨場感、海に面したバックスタンド、海ポチャ待機のボート、美味しいスタジアムグルメ、地元スタッフの方の案内時のホスピタリティなど、サッカー観戦を楽しむだけでなく、その場にいることが楽しい空間でした。

ギラヴァンツ北九州の現状とサッカー専用スタジアムを建てるということ

ぜひ、応援する川崎フロンターレの試合をこのスタジアムで観たいと思い、J3では密かにギラヴァンツ北九州を応援するようになりました。

ところが、訪れた2017年は9位と昇格はできず、そして2018年は、なんと最下位に沈んでしまいました。

JFLとの関係で来季もJ3で戦えるようですが、なかなか厳しい現状です。

「ハコモノ行政」と批判されるように、ハコモノを作るのは批判されがちです。

中身が釣り合っていない、分不相応だ、そんな声も聞こえてきそうな成績です。

しかし、この立派な箱は、手を伸ばせばすぐ届くほどの好立地にあります。

立派な箱があるらしい、しかも行きやすいとなれば、足を運ぶ人たちもいるでしょう。

そして、箱の中を覗けば、懸命に戦う選手達、後押しするサポーター、サッカーが好きな人たちがいます。

行った人、全てを魅了するのは難しいかもしれませんが、また行ってみようかな、という人達は出てくるはず。

私の座っていた席の近くには、大学生と思しきカップルがいました。

彼氏がサッカー好き、彼女はサッカーをあまり観たことがない様子。

彼氏は、元日本代表の本山選手が出てきたときに大興奮して、彼女に熱く語りかけていました。

「いや、まじかよ、本山出たじゃん。おれ、超好きだったんだよね!」

彼女は、

「そうなんだ、良かったね!」と笑顔で頷きます。彼氏が喜んでいる姿を見るのが嬉しいのでしょう。

そして、彼女自身も、「選手達の骨と骨がぶつかる音が聞こえてくる」臨場感を楽しんでいる様子でした。

「チケットも意外に安いじゃん。映画代よりちょっと高いくらい」と呟いていた彼女は、もしかしたら、これからサッカーが好きになり、サポーターになるかもしれません。

立派な箱があり、後から中身が付いてくるケースもあるはず…

そんなことをこの初々しい素敵なカップルを観ながら思いました。

Jリーグが好きな人は読了後、多幸感に包まれる作品。津村記久子「ディス・イズ・ザ・デイ」を読みました。
津村記久子「ディス・イズ・ザ・デイ」を読みました。本情報作品名:ディス・イズ・ザ・デイ著者:津村記久子刊行:2018年6月読了:2018年10月-11月読んだきっかけ本作品は朝日新聞に掲載されていました。私は...

(こちらの本は、Jリーグのサポーターになったきっかけを丁寧に描いた傑作ですが、改めてこの記事を書きながら、この本のことが思い起こされました)