私の住んでいる区では、生後4か月以内に全戸を保健師の方が訪問し、赤ちゃんの産後の状態を確認することとなっています。
この取込みは、「すこやか赤ちゃん訪問」と呼ばれています。
今回、すこやか赤ちゃん訪問により、保健師の方が来訪されましたので、質疑応答も含めて、記録しておきます。
すこやか赤ちゃん訪問の日時が決まるまで
出生通知書を提出
出生後14日以内に、出生通知書を区役所に提出します。
区役所から電話
産まれてから一か月ほど経つと、知らない番号から電話がかかってきます。
最初は出なかったのですが、調べてみると、区役所からでした。
出生通知書の提出時に連絡先を記入していたことを思い出します。
折り返しの連絡し、訪問日時を調整します。
すこやか赤ちゃん訪問の当日の流れ
この日は13時前の約束でした。
赤ちゃんの状況:生後1か月と26日
12:10 保健師来訪に備えて授乳、ミルクを赤ちゃんにあげる
12:45 来訪のTEL
12:50 来訪
赤ちゃんの体重を測る専用のスケールなどなかなかのお荷物で来訪。
赤ちゃんはバウンサーで寝てしまっていたので、先にアンケート記入と母子手帳の確認。
その後、アンケートの内容について話す。
内容は病院でも書かされたもので精神状態の確認です。
・不安な気分になることがあるか
・子育てを楽しいと思うか
「よくある〜全くない」までの4択から選択。
13:30 赤ちゃんの身体測定
赤ちゃんがぐずり出したため、話の途中ではあったが、身体測定することに
体重測定と頭位、首の座り具合、音への反応など見ていた。
ついでにおへそのことを聞いたが、問題ないとのこと。(後述)
(身体測定の結果)
体重:5,610g (出生時と比較して、2,509増)
14:00 子育ての相談
相談したいことなどいろいろ話す。(以下、質問と回答)
授乳量と間隔
・ミルクの量を増やしても間隔が開かない。一回の量を減らして回数を増やしてもよいか?回数増やすなら何回くらいまで増やしていいか。
→ミルクでも間隔が大きく開くわけではない。
むしろ、今の体重増加幅(+54g/日)であれば、十分飲めている状態なので、ミルクの量をもう少し減らした方が良いとのこと。
ただ、増えすぎというほどでもないので、辛い時は今の量でオッケー。少なくともこれ以上は増やさない方が良い。
1月の予防接種まで、少なめのミルク量で続けてみて、予防接種の時に体重を測ってもらって、その後、増やすべきか考えてはとのこと。
(+20〜25g以上の増えなら現状維持。それ以下なら少し増やす)
・先週くらいからおっぱいが張らなくなってきた。また、吸わせても吸おうとしない。ここから増やしていくことは可能か。
→この体重の増え方だと母乳も出ていると思われるとのこと。張ってないのも供給が安定したせいだろう。
このままのペースかもう少し回数を増やしてあげてみてはとのこと。
おへそ
・すごい飛び出てる。自然に治す手もあるが、できたら早く治したい。病院に行けばよいか?注意点など確認。
→最近は自然に治るのを待つ場合が多いが、気になるなら病院で相談をとのこと。
治療しても自然に直しても、おへその形はあまり変わらないかもとのこと。
なお、腸が出たままヘソが閉じることがあり、痛くて泣くので、その場合には病院に連れて行くようにとのこと。
おなら
・おならが多い&臭くなって来た。げっぷがあまりでない。
→あまり気にしなくて良い。うんちの色が白っぽいなどの症状が出たら病院へ。
睡眠
・日中も夜もあまりまとまって寝ない。ねんねトレーニングの効果について。
→いつからまとまって寝るかは子供によるが、意外と遅いと思っていた方が良い。
生活リズムが決まってくるのは7ヶ月頃が普通。
・最近午後はずっと不機嫌。原因と対処法。スリングなどで、寝かせるのはどうなのか?
→抱っこしないと不機嫌なのは普通のこと。むしろミルク飲んで1時間程度おとなしいなら優秀な方とのこと。
ミルクでもオムツでもない場合、眠いことが多いので、寝かしつけるのも効果的とのこと(首が座ったらおんぶなどもあり)
夕方〜夜にぐっすり眠ると夜中寝ないこともあるので、少し注意が必要。
14:50 終了
すこやか赤ちゃん訪問を受けてみての感想め
子育てをしていく中で、疑問に思うことはしばしばあります。
保健師の方に聞こうと思っても、赤ちゃんを連れて、身重な状態で行くのは、ひと苦労。
そうした中、家に訪問してもらえるのはありがたい限り。
保健師の方も感じが良く、何でも聞ける雰囲気。
自宅では赤ちゃんもリラックスしていて、地が出ているので、赤ちゃんを見せながら、「こんな状況のときは〜」などの質問をたくさんできました。
子育ての不安を軽減する役割を果たす重要な取り組みだと思います。