川崎フロンターレ 対 浦和レッズの試合結果
川崎F 1-0(前半0-0)浦和
川崎フロンターレ 対 浦和レッズの選手採点
GK 1 チョン・ソンリョン 6.0
被シュートは一本のみ。出番はあまりなかったが、クロスにも冷静に対応。
DF 26 マギーニョ 6.0
序盤は攻め上がりを自重していたが、時間が経つにつれ、見せ場を発揮。
パスワークへの参加は単調なのは仕方がない。
今後に期待を持たせてくれるパフォーマンス。
(70分→DF 17 馬渡和彰 6.0)
ポジション争いをするマギーニョと交代出場。
相手のプレスが厳しくない時間帯でもあったが、余裕を持ちビルドアップに参加。
DF 3 奈良竜樹 6.5
無理なパスがあったが、新加入のマギーニョもケアしつつ、空中戦を制した。
DF 5 谷口彰悟 6.0
何本か不安定な奪われ方、トラップミスなどがあったが、無失点に抑えた。
縦への楔など攻撃にも貢献。
DF 7 車屋紳太郎 6.5
昨年は1対1で負けていた橋岡選手に今日は勝利と言ってもいい出来。
ビルドアップの起点となり、谷口のカバーもこなし、ポイントを作った選手。
MF 6 守田英正 6.5
出場が危ぶまれたが、復帰。
ボールを扱う技術、ボディフェイントなど昨シーズンより更にテクニックの向上が見られた。
ボールを奪い切る技術、最前線にも出ていく姿勢など良いところを存分に発揮。
昨年のゼロックスがデビュー戦だとは未だに信じられない。
(79分→MF 25 田中碧 6.0)
出場時間は短かったが、ボールを刈り取る特徴を見せた。身体がまた強くなった印象。
MF 10 大島僚太 6.0
38分の小林へのパスなど要所要所での上手さを発揮。
ただ、時折足を気にする素振りが見え、ボールが足元につかない場面が見え、心配になったが、大丈夫そう。
今年も、1試合でも多い稼働を期待。
MF 14 中村憲剛 6.0
先制点の場面はボールコントロールが上手くいかなかったが、あの位置にいることが大事。
ダミアン前線からのプレスはもっと連動すれば、相手のビルドアップに脅威となりそう。
(70分→MF 19 齋藤学 5.5)
自身のドリブルの力をチームに還元しようとする姿勢が見えた。
今シーズンは、もっとチームにフィットしそうな期待。
MF 41 家長昭博 6.5
今年もスーパーな家長であることを容易に想像させる圧巻のプレー。
前半13分の圧倒的なキープ力だけでなく、ドリブル、先制点につながったシンプルなクロスなど何でもできてしまうところを見せた。
FW 9 レアンドロ・ダミアン 7.0
衝撃のデビュー戦。
長らく求めていた待望のセンターフォワードが加入。
日本のジャッジに当惑していたところもあったが、それでもボールの収め、ターン、迫力などスーパーだった。
前線でのプレスも誰よりも走った。身体を張る場面が多いだけに、怪我だけが心配。
(79分→FW 20 知念慶 6.0)
強さとしなやかさを併せ持ったポテンシャル十分のプレーを披露。
昨年もブレークしかけたが、今期こその期待は大きい。
出場機会は昨年から減る可能性も高いが、ダミアンから学べるところを学び、更なる成長としてほしい。
FW 11 小林悠 6.5
自分でシュートを打てる場面でもダミアンに合わせる場面が目立った。
チームとしてのことを考えたキャプテンらしい振る舞いだった。
プレーは、やはり右サイドが適正ポジションのように思えた。
右サイドから中へ入っていき、時折2トップのようなプレー、プレスバックも献身的に行い、同サイドの安定化をもたらした。マギーニョ、馬渡とのコンビネーションも今後に期待したい。
(88分→MF 8 阿部浩之 – )
出場時間短く、評価無し。
鬼木監督 6.5
ゼロックススーパーカップが持つ
Jリーグ開幕前の試す場と勝てば優勝というカップ戦決勝という特徴を考慮した戦い方を披露。
安易にラルフを使わず、マギーニョ、馬渡というエウシーニョの代わりのプレーヤーを起用し、ダミアンを使った空中戦も試した。
また、攻守の切り替え、厳しい球際などプレーを要求し、カップ戦初優勝も獲得し、二兎を追って、二兎を得た形。
阿部ちゃんが88分に出てくる層の厚さだが、就任以来、中々ターンオーバーが上手くいっていないため、今シーズンの連戦の中でも、上手いやりくりを期待したい